その通り、趣旨は理解できます。

同僚から面白いニュースがあると教えてもらった記事でした。
とある企業が、管理職に”部下手当て”を支給するそうですね。
趣旨としては、飲み会などの意思疎通、親睦の機会を作ったり、冠婚葬祭の為だそうですね。
 
昔に比べて、出費の機会が増えたのでしょうか。
私の周りでは、以前に比べて、部下・年下の社員との飲み会などの機会が減ってきました。
理由はお金が無いから。
日ごろから、若手社員が余裕がないと言っている所で、飲み会なんて話は出せませんね。
だからと言って、年上、上司で飲み会全額をまかなうのも、昨今の情勢では懐具合が厳しい。
 
仕事と飲み会は別といえばそれまでなのですが。
どうしても、仕事だけでお互いの意思の疎通を図るのは難しかったり。
職場外で、いろんな面を見せる人も多いですね。
場合によっては、悩み事などを吐き出してよい方向に持っていく機会も作れますし。
 
まったく意識していない人もいるのですが、リーダーであったり管理の立場になると
意識的にそういう場を作ったりしていかねばならない場面が出て来ることもあるのですね。
 
自分の年齢が上がるにつれそういった事に思いをめぐらす事も増えましたし、
同期の中には肩書きが付き、いろいろと上記の点で悩んだりしているという事も聞くようになりました。
 
私の業界では、その部下手当てを出す会社とは違って余裕はありませんから。
飲み会も自腹となってしまいます。
 
そんな事情があるので、素直に「うらやましいな」と思った記事でした。
 

:追記:::

業種によっては、サービスや役務、物品と販売額の差額は大きい形態があります。
中には1回の取引で数百・数千万の利益という業種もあります。
おそらく、部下手当てを出すのはそのような業種なのでしょうね。
(比較的、資金に余裕があると言うことです)
当然、一個・1件あたりの利幅が少なければ、あまり収益もありませんね。
 
ふと思ったのが、仕事での付き合いのある方の冠婚葬祭費。
地位のある方だとそれなりのお金が出てしまい、とても難しい気分になってしまいます。
管理職であれば、どうしても会社の名前が付いて回りますから、
そういった費用を会社負担で出せれば、負担は軽くなりますね。
今回は部下手当てということですから、その企業ではすでに仕事にかかわる出費についてもある程度補助していたのかもしれませんね。

:  :::

Yahoo!ニュース・国内、毎日新聞社の記事↓
【<部下手当>管理職に支給 部下との会食に…日本綜合地所
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080303-00000060-mai-soci