随意契約という大義名分

またか。という感じですね。
国土交通省OBの天下り先の財団が、河川事務所が洪水などを想定して行う危機管理訓練を随意契約で独占的に受注していたとの事。
  
随意契約の論点として、受注先が業務についてノウハウを持っている。
専門的なノウハウや過去の実績・経験を考慮して随意契約は問題ない。
そういう流れになるようですね。
 
天下り先の組織がノウハウを持っているというのは、
天下った人員の人脈や口利きで、自由に公開されていない文章などを自由に閲覧できる状況があるのではと疑ってしまいます。
また、本来業務を発注するものが、業務を円滑に行うために最大限資料などの公開をしなければいけないのに
その手間を嫌って、本来すべき業務を怠っている事も想像に難くないですね。
 
また、例年作り上げられた報告書やそれに伴う資料もきちんと管理されていたのか。
申請などを行うことで、必要な者が閲覧できるようになっていたのか。
それが行われていれば、必ずしも特定の1社だけがノウハウを持つ。
という状況にはならないはずですね。
 
天下り
そんな言葉が新聞・ニュースに出てから何年たつのでしょうね。
税金にたかる愚か者が一向に減らないのは納税者としてはやり切れませんね。
 
Yahoo!ニュース・国内、産経新聞社の記事↓
国交省の河川危機管理訓練 天下り財団独占受注 年3億円…高額随契】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080302-00000051-san-soci