よくある末期症状なのですが

道路特定財源を原資にする特別会計から国土交通省がレクリエーション費を支出していたそうですね。
あげくには、職員用のマッサージチェアを01年度までに23台購入していたとの事。
 
仕事で肩がこったり体が張っても、それを職場のマッサージチェアでほぐそうと言うのが
もうあきれた考えですね。
一般の会社であれば、勤務時間は勤務の時間。
疲れは家で癒せと言うことになるでしょう。
マッサージチェアなんてものではなく、お風呂につかるくらいですね。
 
国土交通省の職員であっても、おぎゃーと生まれたときには、ほかの人と同じだったはずです。
どこで、そんな愚かな考えを身に着けてしまったのだろうと首を傾げてしまいます。
そんな輩が今でも勤務悠務・遊務・・ゆうむ」していると思うと腹も立ちますね。
 
こういう状況は奢った組織・人間が起こす典型的な事例です。
その先には破綻しかないのです。
実は、日本の経済が上向きになった時代、そしてバブル時代には大手メーカ・大手メーカーの関連会社でも
似たようなことがありました。
所詮、民間企業ですから、景気が悪くなければ資金繰りは悪くなります。
実際、大手メーカから成長著しい子会社に派遣されてきた社長が毎晩違う女性を引き連れての飲めうや歌えやの大騒ぎをしていたと言うことがありました。
会社の成長に使うべきお金を今回の事例のように愚かなものに使い、結局景気の悪化に耐えられず
会社が傾き倒産寸前まで言った事例もありました。
 
破綻と言う点には例外があって、
官公庁であれば税金でまかなわれますからそんな心配も無いわけですね。
悪行を働いてもまったく問題ないのです。
まさにお金の湧き出るつぼでも手に入れた気分になっているのでしょう。
 
そもそも、レクリエーション費というものの存在自体がおかしいものです。
そういった根本的な点がわかっていないのですからどうしようもありませんね。
どうにかお灸をすえる方法があれば知りたいのですが。。。
それは無理なのでしょうか。国民は指をくわえて黙っているしかないのでしょうか。
 
Yahoo!ニュース・国内、毎日.jpの記事↓
【<マッサージチェア>23台購入 国交省、道路財源で】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080205-00000027-mai-pol