金のためなら何とでも

東京都のとある市で議員報酬を一律に月額3万円引き上げる方針が決まったそうですね。
 
理由は、「議員職の魅力が薄れ、優秀な人材が立候補しなくなる」等だそうで
引き上げ幅は「市民感情を考慮して3万円にとどめた」そうです。
 
まあ、単に金目当てのたわごとですね。
そもそも、必要な金額は引き下げようが無いものです。
それが、市民感情を考慮して3万円にどどめられると言うのですから
どれくらい必要性の無い引き上げかが伺えますね。
一律というのも、昨今の就業事情からすれば、根拠の無い引き上げ方ですね。
  
優秀な人材が立候補しないというなら
引き上げ分を、市に貢献する人材の育成や、募集の活動に充てればよいですね。
 
その市の議員の月収は43万5000円だそうです。
 
議員の報酬は月収のみではないのです。
当然、生活の保障であったり、退職後の年金なども手厚いのでしょう。
その上で、月収43万5000円では議員職の魅力が薄れ、優秀な人材が立候補しなくなるというのですから。
あきれて物も言えませんね。
 
人のうわさも七十五日。
ましては、毎日懸命に生活している市民であれば
そんなことにかまっている暇はないですから
すぐに、こんな騒動は忘れられてしまうでしょうし、市議もそう思っているに違いありません。
 
1月22日にそのことが決定したようですから。
1月22日を市民感情を考慮して3万円にとどめた記念日にするとか、
交差点や街路樹に議員職の魅力が薄れ、優秀な人材が立候補しなくなる交差点、〜木
なんて名前をつけてはどうでしょうか。

【<議員報酬>一律に月額3万円引き上げへ 東京・武蔵村山市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080124-00000014-mai-pol