もう一息、心配りが

欲しかったですね。
 
大学入試センター試験、世界史Aにいくつかの解釈のできる設問が会ったとして
大手予備校が質問状を送ったそうですね。
 
「日本とアメリカ合衆国は、1963年に部分的核実験停止(禁止)条約に調印した」
というのが、出題では誤答扱いとなっているものの、
いくつかの出版物では日米ともに63年に調印したとされているそうですね。
 
予備校の解釈としては、日本が64年に条約に批准、調印は63年であるから、
誤答扱いはおかしいとの事。
 
今回は何を持って、何を根拠として調印とみなすか?
というところでぶれが出てしまったわけですが、
一般社会でも、似たように、何を根拠とするかで色々とモメる場面は多いですね。
 
仕事でも、できるだけ明確に、他に解釈されないような文章を頭をひねりにひねって作っています。
今回の設問も、配慮というか、心配りというか。
頭をもう一ひねりして、複数の解釈の無い設問になればよかったのですね。
 
Yahoo!ニュース・国内、毎日新聞社の記事↓
【<センター試験>世界史Aに不適切問題 河合塾が質問書送付】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080121-00000034-mai-soci

時事通信社の記事↓
【世界史Aで出題ミス=正しい選択肢2つ、両方正解に−大学入試センター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080121-00000158-jij-soci