国益と自己管理

防衛省が携帯電話のGPSを利用して防衛省幹部の休日行動の把握を検討しているそうです。
闇雲に把握というのではなく、緊急時に集まる必要がある局長以上の幹部についてだそうです。
 
当然、反発の声が出ているそうですね。
 
防衛省については、幾つもの不祥事が出ています。
自分たちが、自分たちの管理を出来ていない以上、GPSなりを使って管理されても仕方ないと思いますね。
防衛省の仕事では己の行動ひとつで国益を損なう事態につながる。
そういった自覚を感じられないニュース・報道が目に付きました。
 
個人のプライバシーを侵害される。
そういう前兆があれば、皆反発をします。
ですが、一般庶民のプライバシーなんて有ってないようなものです。
 
収入や仕事での活動など調べればすぐに分かってしまう。
普通のサラリーマンの声なんていつでも無視されるでしょう。
 
特権や階級をもっていたり、特定の団体に属しているなどすればそういったことが無くなり
何でも声を上げれば受け入れられる。
必要以上にプラーバシーなどと騒ぎたて己の利益を守る。
残念ですが、そういう私欲のあるものが得をする日本になっている以上
今回の事例は幾ら反発をしたところで冷ややかな視点で見ることしか出来ないように感じます。
 
今回の防衛省にしても皆が己の襟を正した行動をしていれば、
逆に外部からGPSの管理なんて必要ないという声が出ると思うのですが。
 
Gooニュース・政治、産経新聞の記事より↓
【衛省幹部の休日把握法、GPS携帯導入に反発】
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20071101036.html