からくりが解明されれば

同じ事例を防げるかもしれない。
そう同僚と話したニュースでした。
 
着物を大量に購入し資金繰りに困ったという女性が命を絶ったという事例が発覚したそうです。
商品を大量に購入させるという商法は姿形は違えど、日本全国で行なわれていますし、
現に今もどこかで同じようなことをしている業者がいます。
 
クレジット契約を次々にむすび
明らかに経済状況に合わない契約を結んだがために状況が悪化、
最悪の結果となりニュースとなる。
そういう事例が多いですね。
   
クレジットの与信審査・お金に関わる与信審査は素人が考えているよりも遥かに厳しいです。
同姓同名・同じ生年月日の人が居ただけで、借り手もても居ないお金を借りたことになってしまい
ローンを組めない。
銀行などでお金を借りようとして審査を通すと、業界内で使っているシステムで
すべての借り入れ状況が分かってしまう。
クレジットカードを持っているだけで、借り入れ枠が借金と同じ扱いとなり
融資をしてもらえないという事もあるようです。
ですから、今回のような事例は起こらないようになっているとも言えるのですね。
 
私が子供のころから
金融に関わるニュースは沢山ありましたが
与信が甘くて会社が傾く、倒産してしまう。
という大事件がいくつかありました。
そういう事例から、色んな法律や規制が出来てきたものと思います。
ですから、通常の手順で審査をしていれば早い段階で状況が公になっていたはずです。
 
おそらく、審査をする時だけ
姓名の音訓の読み方を変えて別人に仕立て上げるとか
そう言った事をしていたのではと思います。
 
ですが、返済に窮し銀行のカードをいくつも作ったという記事もあり
やはりどこかで審査に引っかかってしまうはずなのに、そうなっていない。
 
おかしな・妙なからくりがあった様に思えてきます。
それが解明されれば
今回の様な事例も今後防げるでしょうし
各地で行なわれている同じような商法に待ったをかけられるのではないだろうか。
 
Yahoo!ニュース・国内 毎日新聞社の記事より
【<クレジット>年収200万なのに契約1385万…女性自殺】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000016-mai-soci