それを言ってはならぬ

そう思ったニュースでした。
 
特産の鶏肉をつかったという触れ込みの商品に、実は廃鶏を使っていたという会社の社長が会見を行なったとの事。
そこで、社長が
「家内と近所の山をさまよったが、死に切れなくて舞い戻った。苦しんでいますのでお許しください」
と言ったらしいのですが・・・
 
他にも、お詫び・謝罪の言葉もあったそうですが、上記の発言は余計ですね。
 
死ぬ死なないは不正と関係ない事ですし、
死のうと思ったけれど死ねない。苦しい状況ですので許してくれというのは理由にならない理由ですね。
 
逆に、状況の認識の甘さ、人間としての甘さが出ているように感じました。
 
事故等で死に直面したり、寸での所で助かったという経験をした人もいるのではないでしょうか。
お詫びするという事態と死を天秤にかけるようなやり方は場合によっては相手を不快にさせることもあるように思います。
 
私はそういう言動をする人は信用しないようにしています。
 
Yahoo!ニュース・国内、毎日新聞社の記事より
【<比内地鶏偽装>社長が会見「指示は私が出した」】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071024-00000149-mai-soci