不思議だね。

そう妻に話したニュースでした。
 
国税庁によると、外国為替証拠金取引(FX)で得た利益の所得申告漏れ総額が224億円になったそうです。
それには事情があって、FXの仲介業者は顧客の取引で得た利益の記録を税務署に申告する義務の無い店頭取引業者という区分の扱いになっていることが多いとの事。
  
上手い話は裏があるとは言いますが・・・
FXについては確かに利益を得たという人を良く知っていますし、実際に話した事もあります。
 
私が話した人が本当に儲けているんだな。と思ったのは
「いま、値動きが難しいからあなたはしない方がいいよ。」
といわれたからです。
普通なら儲かるし、やってみれば?と言うと思うのですが・・・
その人はあえてあなた(私)には無理という話をしたのですね。
  
実際その人と会話した数週間後、FXの動きが激しかったとかで、新聞各誌で大騒ぎになっていました。
 
こういう記事が各誌にでると、今までFXなんて見向きもしなかった人が急にやりたくなるのでしょうね。
儲かった話というのは誰でも興味を示すもの。
ましてや、儲かりすぎて申告漏れなんて記事になれば真実味が増しますから。

あまり、良くないニュースが逆に広告のようになっている。
不思議な状況だなぁ。と思いました。
日本人の国民性なのかな?

【FXの申告漏れ224億円=平均2100万円の「高額」−06事務年度・国税庁
Yahoo!ニュース・国内、時事通信社の記事より↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071016-00000082-jij-soci