現在フリーター事情

記事をみてもよく状況が分からないという同僚に、こんな説明をしてあげたニュースでした。
 
人材派遣大手のパソナが保護者を対象にした説明会を開催するそうです。
なぜ保護者?というと、フリーターをしている子供を持つ親を対象に
悩みを聞いたり、アドバイスをするという説明会だそうです。
  
パソナは若者の就労支援事業を行っているのですね。
まえに、雇用対策のニュースで見たのを思い出しました。
 
注目したいのは、記事中の
就職氷河期」に就職できず、アルバイトなどとして働いているフリーターは多く、厚生労働省によると、15〜34歳のフリーターは187万人。
と言うくだり。
 
20代後半、30代のフリーターはなかなかフリーターから抜け出せず悩んでいる人が多いようです。
逆に、最近の学生は悩まず働いている人も多いようなのです。
 
居酒屋などで大学生が飲み会をしていて、お酒が入ってくると隣の席の私たちおじさんグループに
話しかけてくる人も多いですね。
そんな時よく話すのはバイト事情。
 
なんでも、最近は求人雑誌が沢山発行され、一日からアルバイトを行なえたり
IT化が進んで大学で学びながら夕方から、IT企業のオフィスでwebやデータ処理の仕事を出来る環境が整ってきたらしいのですね。
 
逆に、「就職氷河期」に就職出来なかった人は
現在に比べれば、時給の低いアルバイトしか無かった時期にアルバイトをしたため
他のスキル・技術を会得する余裕がありま無かったようなのです。
そのため、最近多くなってきたIT系の仕事には応募せず、以前からの時給の低い条件のアルバイトを継続してやっている人も多いらしいのです。
 
単にフリーターといってひとつに括れない背景があるのですね。
 
Yahoo!ニュース、経済・フジサンケイ ビジネスアイの記事より
【「我が子がフリーター」悩み聞く パソナが保護者相談会】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071014-00000005-fsi-bus_all