お金の大切さ

日々資金繰りについてぼやいていたところ、知り合いがとあるニュース記事を教えてくれました。
東京の千葉で、お金をポストに投函するという事件が相次いでいたが、とうとうその主がわかり、お金が返還されたそうですね。
 
理由について26歳の青年は「自分で働いたお金をそのまま手元に持っていることに罪悪感があった」と述べているそうですね。
もしかしたら、その青年は心に病を抱えているのではないでしょうか。
そうだとしたら、適切な治療が受けられるとよいのですが。
  
万一、自分の意思で、目的というか意識をもってお金をポストに入れていたとしたら。
私は、お金の大切さがわかっていないのでは。
と思いとても残念に思いました。
 
別に教育が悪いというつもりはないのです。
ですが、
記憶をたどると、勤労の大切さは、教育課程で再三聞かされてきましたが、
勤労で得たお金について、その使い方については、
教育の場で何か聞いたり、意見を言った事はありませんでした。
 
何かお金をたくさん持つことについて、意識を持つのはよくないという
よくわからない昔の変な意識が、教育者にも生徒にも。
どこかしらにあったのかも知れませんね。
  
自分で得たお金をどう使うか。
それは本人の自由です。
ですが、
お金を得て、それを有効に自分の生活・人生に使ってゆく。「」
時には貯蓄を、投資を、そして趣味に使う等。
お金を有効に使うのは変なことではなく、大切なこと。有効なこと。
そういう意識を子供のころから考えてゆくと
「自分で働いたお金をそのまま手元に持っていることに罪悪感があった」
ということにはならなかったのかな。
と感じました。
 
今回の事件に限らず。
コツコツ貯めておいたお金を、よくわからない投資に使ってしまったり。
もう少し、お金についての意識を持っていればそんなことにはならなかったのに。
そんな事件が時々起こります。
勤労も大切ですし、さらにそれで得たお金について考えたり学ぶことの大切さ。
そういった事を上手に子供に伝える方法について、思いをはせたニュースでした。

Yahoo!ニュース・国内、産経新聞社の記事↓
【おさい銭代わり?26歳男性が90万円投函「手元にあると罪悪感」】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080305-00000918-san-soci