あおられる事無く、冷静に判断しなければ

中国にて作られた冷凍餃子に農薬と思われる成分が混入し、それを食べた方が中毒症状を訴えたそうですね。
 
冷凍品、大手食品メーカーの輸入品という事ですから、日本全国で大量に販売されていたのでしょう。
被害にあわれた方がいたのに、商品の回収もされなかったというのは
どの製品にも混入していたというよりは特定の時期に出荷された品物に農薬のような成分が混入していたのでしょう。
商品がおかしいのでは?という声が上がっていたにもかかわらず
他の商品が大丈夫。という判断となり、大々的な商品の回収にまでいたらなかったという真相のようです。
 
大人も子供も重症であったという事ですから、毒の濃度は濃かったのでしょう。
最初ニュースを見たときに、子供より先に親(私)が食べるようにすればよいのかな?
と考えたのですが、そういう状況ではない、とても重大な問題である事が分かってきました。
 
思い起こせば、日本での食物の自給率は年々低下していっていました。
私が成人したときには、そういうドキュメントや報道がされていたのです。
それから、ずっと食物の自給、食の安全と言われつづけていたのに、それに関心を持ってこなかった。
そのことが今回の事件で急に記憶によみがえってきた次第です。
 
危険に会う可能性があるものは口にしないのが一番ですが、
現在の食物事情であったり、価格の問題であったりと
中国製のものだから一切口にしない。
というわけには行かないでしょう。
 
また、こういう状況に便乗して、自己の利益のためによからぬことをたくらんだり
よくよく考えれば不適当な法律や規制を成立させてしまう組織も出てくるでしょうね。
 
こういう状況の時こそ、大人が、冷静に。
子供を守りつつ、適切な行動をとる必要があるのではと思いました。
とは言っても・・・
やはり今日から、子供の食事をどうすれば良いのか?
うろたえている私であります。
 
Yahoo!ニュース・国内、時事通信社の記事↓
【中国製ギョーザで意識不明も=千葉や兵庫、女児ら10人中毒】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000128-jij-soci&kz=soci

Yahoo!ニュース・国内、産経新聞社の記事↓
【“毒餃子”警告メール 保健所が6日間も放置】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000939-san-soci