あるスーパーの話

西友を子会社としていた小売り世界最大手のウオルマートが
西友を完全子会社化するために行ったTOBが成功したそうですね。
 
それを報じたニュースの内容としては
TOBが成功した事、現場の士気についてでした。
  
一概には言えませんが
昨今の日本では、何でも米国流の経営が入り込んできて
今までゆるかったり、かなりおいしい思いができた部分が
全部なくなってしまっている様な印象を受けます。
 
末端の人員はいくら働いても
末端の人員としての報酬しか手にできない。
変わりに、TOPに立つ人員は高額の報酬を手にする。
確かに今まで、高コスト体質だったのが改善されるのでしょうが、
結果として手にするものが減るのでは士気の高まりようがないのではないのかな?
と思いました。
 
今回の記事とはまったく関係ないことになりますが
今までの日本式の組織では
従業員として働き、出世するごとに、少なからず出所の怪しい収入が入る。
という面もありました。
結果として、それが小売価格に上乗せされてきた部分もあるのでしょう。

私は流通業界には詳しくありませんが
例として、仕入れをし販売をする業種では
担当者が利ざやを手にしたり、在庫の一部がいつの間にかうやむやになり
とある担当者のお小遣いになったりする事があります。
 
米国流の経営であったり、最近の経営環境をオープンにする状況により
そういったことができなくなりつつある印象を受けます。
  
進んでしまった事は後戻りできませんが・・・
最近の世の中の動きに驚いたり関心する反面
昔は昔でよかったなぁ。
となんとなく現代に生きる事に疲れを感じてしまうおじさんの日記でした。

なんだか疲れが取れなくて。 
今夜はもう寝ます。
 
Yahoo!ニュース経済・毎日.jpの記事
【<ウォルマート西友再建に課題山積…TOB成立】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071205-00000134-mai-bus_all