自己責任。

もういい加減にしてほしい。そう思ったニュースでした。
 
イラン南東部で旅行中の日本人大学生と思われる人物が拘束されていると分かったそうです。
男性本人から日本大使館に連絡があったとの事で
たんに物取りなどではなく、経済・政治的思想と言った何らかの意図をもつ組織に拘束されたのでしょう。
 
イラン南部では近年治安が悪化しているとのニュースでしたが、
近年というよりずっと昔から中東・アジア地域の一部では
日本人や特定の国の狙った犯罪が起こっていますし、政治的な面でとても旅行なんて危険な地域もあるのです。

日本は豊かな国と言われますが
実際勤労すればとても悠長なことは言っていられません。
何をするにも出費があり、将来の自身の生活・家族の生活のために貯蓄も必要です。
 
労働環境が変わったりして自身の才能を生かし豊かな生活を送る人も増えています。
ですが、やはり毎日汗水たらして働いて生活するのが精一杯と言う人がかなりの割合でいるのではないでしょうか。
私もそれほど豊かな生活はしていませんし、出来ません。

そんな状況で旅行に行って拘束された。
安全とはいえない中東に旅行に行っている。
なぜ大学生が?
 
仕事の取引で出かけたと言うなら大変だ。と思い増すが
旅行にノコノコ出かけてゆくなんて私はこのニュースにとても怒りを覚えました。
 
自分の知らない地域の状況を知るのは自身を向上させたり人間を豊かにするのかもしれません。
ですが
自国だって皆が楽して暮らしているわけではないのです。
そんな状況も直視せず、わざわざ外国まで行くなんて私は怒りを覚えます。
外国の文化ならTV・ビデオ・書籍・大使館や文化交流をしている組織に出向けばいくらでも理解できます。
日本でも海外のいろいろな地域出身の人物と会うこともできます。

だいたい、わざわざ危険な地域にノコノコ出向くやからに限って
日本に戻ってあの時は危なかっただの、これはとても理解できなかったなんて
自慢話や、意味の無い話をひけらかすのですね。

こういう状況で外国と交渉すれば、それなりに費用が掛かります。
表に出ないだけで、国同士の間でいろいろなやり取りがされるのです。
場合によっては、交渉に協力してくれた機関に借りを作るような形で
後日何かの交渉をする際に、日本国が利便を図るという協定や約束がされたりするのではないでしょうか。
 
どうせ、マスコミが騒いだ挙句
帰国してマスコミからちやほやされて反省もせずに終わり。
と成るのでしょう。

まじめに日々の生活をしている者から見ればいい加減にしろ。
そう言いたい人も多いのではないのかな?と思いました。

MSNニュース、産経新聞社の記事より↓
【イランで邦人拘束 旅行中の23歳大学生か】
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/071011/mds0710110025001-n1.htm