遠くの太陽を見ているかのような

そんな気持ちになりました。
 
日本経団連が家計への配慮に言及して
業績が好調な企業に一定の賃上げを容認する姿勢を打ち出したそうですね。
  
内容は明るいニュースですが。
それが波及するのは日本の何処なのか。
そう考えるとあまりよい気分にはなりませんでした。
 
なんだか遠くで輝いている太陽をみて喜んでいるような
そんな感じといえばよいのでしょうか。
自分には縁の無い話と思うと気持ちがふさいでしまいますね。
 
別に格差が良い悪いというのではなく
普通に勤労しても将来が明るくならない世の中になってきたように感じてなりません。
私の近い将来も決して明るいとは思えず頭を抱えてしまう事もあります。
 
昔は、まじめに勤労すれば将来はそれなりの道がある様に思えましたし
実際そういう人生を送っている先輩がたくさんいました。
 
ですが、
最近はそうとは見えないのですね。
景気うんぬんという話題が出ても
それが実感できない。
大企業に属するごく一部の人たちには
確かに景気が上向いた恩恵があるようですが・・・
 
景気の話や経済の話を聞くたびに
穴の開いたバケツや
目の粗いザル
を思い浮かべてしまいます。
日本中でどれだけの人がそれに掛かるのだろう。
 
やはり大部分はそれに掛からず落ちてしまっているのではないか。
原因はわかりませんが
日本の暮らし向きは少しずつ悪くなっているように思えます。
 
Yahoo!ニュース・経済、毎日.jpの記事↓
【<春闘>経営側が賃上げ容認へ】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071219-00000093-mai-bus_all